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応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。

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 ご存知のように私は京極夏彦が好きだ。その昔、京極さんがテレビ番組に出るということを知って、当日はテレビの前で正座をして登場を待った。大げさな表現ではなく本当に正座してた。
 そして始めてご尊顔を拝見して「この人があのお話を書いているんだ」と感慨深く視聴したものです。

 貴重なお話も聞けて非常に満足したのですが、その時にえらく感動したのが京極さんの執筆の場である書斎。VTRだったか写真だったか忘れたけど、テレビ画面に登場した京極さんの書斎は圧巻のひとことだった。
 趣味が整理整頓とおっしゃるだけあって、壁一面に膨大な書物が整然と並んでいて度肝を抜かれた。一瞬図書館みたいだと思ったけど、すぐに違うかなと思い直した。
 なんていうか京極さんの書斎は、図書館のような健全さがなく偏執的な感じがした。
 まあ個人の書斎なんだから、偏執的であって当たり前なんだけど、なんせ本の量がすごいからね。中には「ここには五秒もいられない」と拒絶反応を起こす人もいるんじゃないだろうか。

 リアル中禅寺の家もあんな感じなのかあ。でも中禅寺宅は日本家屋っぽいので、天井が低いだろうからまた雰囲気が違うのでしょうけど。

 作家の書斎って他に知らないけど、どの人もそれなりに資料を抱えていると思うので大変なことになってんだろうなあ。司馬遼太郎なんて資料をそろえる時、本屋に行って軽トラックいっぱいに買って帰った、みたいな逸話があるらしいし。

 というわけで百聞は一見にしかず。
 ここ(アノ森博嗣のブログ)とかここ(アナウンサーなのかな?)で、京極さんの書斎が紹介されているのでご覧ください。
 たぶん「うわあ」って声が出る。いやここはトリちゃん風に「うへえ」か。
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ありがとうございます! 最近みなさまがメールや拍手でお話してくれるので嬉ちい。えへへ。
わが最愛の生き物であるうさぎ。
一緒に暮らし始めてからというもの、うさぎはかわいくってフワフワでおとなしい生き物という概念を粉砕してくれたニクい奴。
あいつらはとんだ暴君だぜ。恩を仇で返すグランプリがあれば優勝間違いない。

 「やあ。マチカは僕の奴隷だよ」

↑うさぎの背後に干し草で編んだおうちがありますよね。このおうちは開口部が正面に見えている一部しかありません。それが気に入らないのか、リフォームして窓をこしらえてくれましたよ。

 「そおい!かじって穴を開けてやったぜ」

('x')←この部分を出してご満悦です。
楽しかったのかな。良かったねえ。地味に高かったけど、どんどん壊してもいいんだよ。また新しいの買ってあげるからね。おお、よちよち。

普段はドのつくSのマチカさんですが、うさぎだけには見事な奴隷奉仕をしておりますのよ。ホホッ。
 人間は失敗を繰り返しながら成長するものなのですよ。マチカさんは今日それを身をもって知りました。

 牛乳にティーバッグを入れ、鍋で煮てから飲もうと思ったのですが、面倒くさいので電子レンジに入れたんですけどね。それで普通にあたためボタンを押した。でもあまり熱くなってないから同じ作業したあとに、終了の音が鳴ったので鼻歌まじりに扉を開けると戦慄の情景が待っていた。

ティーバッグって爆発物だったんだなあ。

 マグマのように噴出した牛乳。激しく飛び散った茶葉。事故というにはあまりにも悲惨な出来事を前に、無力な私はなすすべもなく立ち尽くすしかなかったわけで。

 かあさん。
 あのとき私はどうすればよかったのでしょうね。
 一時の気の迷いが取り返しのつかないことになって、それでも私はまだ信じられない気持ちでいます。
 どうか笑ってください。愚かな私を笑ってください。そうしてくれたのなら、どれほど私の心は救われるでしょうか。

 かあさん。
 そちらの天気はどうですか。今日も空は高く澄み渡っていますか。
 懐かしいですね。罪を犯した私には、やけに美しくって思い出すだけで涙が出そうになります。
 そういえば缶詰を電子レンジに入れて火花を散らしたこともありましたっけ。あの頃から私は何も学んでいなかったのですね。

 かあさん。
 もはや慚愧の肉塊となった私は後悔と共に生きて行きます。失った理性を取り戻し、もう一度人間になりたいのです。
 いつか贖罪の日を迎えられることを願って──。


 というワケで液体に沈めたティーバッグは、過剰に加熱すると大爆発を起こすから気をつけよう!
 良い子のみんなは真似しないでね。マチカおねえさんとの約束だぞ!
ありがとうございます! 少々暑苦しい返事になってまふ。
 私は〜祈るの〜 この胸はいつでもォォあなたの〜 ふるさとーよ〜 私はきっと幸せになれる〜わ〜 あなたが生きてるかーぎーりィィィ。
 はい、これ人形劇三国志で流れる「三国志愛のテーマ」な! うろ覚えで歌ってみたがな。

 というワケで今日も三国志の話をします。やめられないとまらな~い。でも正史は知らないので、演義ベースの話だよ。

 先日映画でやっていた「レッドクリフ」は三国志の「赤壁の戦い」を描いているワケですが、これは諸葛亮のいる劉備軍と孫権軍が連合で曹操軍と戦うお話。
 曹操軍は兵の数や装備で圧倒的有利なのね。厳しい状況の中で孫権軍の司令官(都督?)である周瑜は、前々から気に入らなかった諸葛亮に「十日で矢を十万本調達してくんない?」と無理難題をふっかける場面があるのです。有名なエピソードだから多分映画でもやってんじゃないかな?

 それはそうと、無茶な要求を出された諸葛亮は「十日? 十日だなんて悠長に構えている暇はないでしょう。そうですね……では三日でご用意いたしましょうか」と言い切る。あらま大丈夫なのかしらと思っていると、ちゃんと諸葛亮には策があったのだ。ある行動により、なんと曹操軍から十万本の矢を奪取成功! 孔明さんパネエ。無理でしたと泣きついて来る姿を楽しみにしていた周瑜は目論みが外れてムキィ。
 それから色々あって連合軍は曹操軍に勝利。でも相変わらず周瑜は諸葛亮にムカついてるので、なきものにしようと命を狙うのですが、あらかじめ諸葛亮は劉備の家臣である趙雲(だったと思う)の船を待たせてあって華麗に去って行くのであった。再見。

 で、三国志特集の番組でも人形劇でやった「三日でご用意いたしましょう」のシーンが流れていたのよ。この台詞に続いて諸葛亮は「もし出来なかったら、私はどんな罰でも受けます」と周瑜に宣言したのだ。
 そ、そんなおいしい台詞があったとは、とマチカさん転げ回った。挑発的な孔明さんに萌えたね!

 周瑜は超イケメンで文武両道のエリートで、軍師として辣腕をふるう諸葛亮をライバル視しているんだけど、上記の矢のくだりでも分かるように、いつも一枚うわ手をいかれてかなわない、という損な役回りなのです。諸葛亮の才能にギリギリと嫉妬しながら病に倒れた時など「なぜ天は私を生んでおきながら、諸葛亮をも同じ時代に生んだのか!」と嘆き悲しむぐらいだ。
 ここにやおいセンサーが反応しないわけがねえ。周瑜の憎悪が歪んだ愛へと変わる可能性がなきにしもあらず!
 となると……。

孔明「どんな罰でも受けましょう。ふふっ」(妙な流し目で言って去る)

周瑜「何やねん、あの目つき。まあええわ。駄目だった時のために罰を考えといたろ」

普通に痛めつけるだけでは面白くないなあ。そうだ。男なら命よりもプライドが大事よな。それををズタズタにしてやるとかよくね?

そうなら男として辱めてやったらええがな。……ええがな! もちろん性的な意味で。

私は何でも知ってますよ的な取り澄ました諸葛亮の顔が、恥辱にまみれる姿を想像する周瑜さん。

ちょwテラ萌えスwww(両手で顔を覆ってくすくす笑う周瑜さん)

ああ、もう決めた。絶対犯したろ。小喬(周瑜の嫁)ごめんなあ!

ていうか駄目だった時じゃなくても隙を見て襲ったらええやん。腕力なら負けへんし、なんかアイツ誘ってる気がするもん。

気がつけば赤壁の戦いに勝利。劉備軍&孫権軍やったね!

どさくさにまぎれて孔明の操を狙う周瑜さん。「さあ、生意気子猫ちゃん出ておいで」

魯粛「逃げてー! 孔明さん超逃げてー!」

孔明「そんなこともあろうかと、趙雲を呼んで船を待たせてあります」

周瑜「また先を越されたか!」
魯粛(こんな人だったかな……)

 そんな愉快な三国志ジョークは置いといて。
 当時夢中になっていたマチカさんに、親が子供向けの三国志の本をクリスマスプレゼントで買ってくれたのだ。いい親じゃないか。
 だけどよく考えたら、あの年代ならおそらくゲームを欲しがっていたはず。そっちよりも安上がりで済むから買ってくれた気がしないでもない。でもいっちょまえに陳舜臣の諸葛孔明もおこづかいで買ったりもしたのだ。今もあるかなあ……。これがハードカバーの分厚い本でね。でも諸葛亮への愛だけで頑張って読んだ。

 陳舜臣の本からの余談ですが、少年時代の諸葛亮が「これちょっと俺死ぬんじゃねえの?」的な場面に遭遇してしまい、何故だか大事な部分がオッキしましたという部分を非常によく覚えています。命の危険を感じると種の保存意識が活発になるというアレでしょうか。
 まだ純情ベイビーだったマチカさんは単語の意味が分からなかったのですが、後に学習してから「親に聞かなくてよかった。本当によかった……」と胸を撫で下ろしたものでございます。
 もっと他に覚えるべき場所があったはずですが、所詮マチカさんの脳はその程度なのです。てへへ。

 ところで諸葛亮のお嫁さんは、残念な顔で色黒の女性でした(でも才媛だったそうな)。今にもまして馬鹿だったマチカさんは「そんな女が嫁になれるなら、私だって孔明のお嫁さんになりたい」と思っていた。
 本気で。
 愛すべき馬鹿ですね。誰も言ってくれないので自分で言ったよ! もし言ってくれる時でも馬鹿は抜きたまえ!

 今回久しぶりに人形劇三国志のことを思い出して、DVD買ったら幾らぐらいになるのかな、と調べたら全巻七万五千円でした。
 うわあ……。マチカさんにだけ間違って給付金が七万五千円入って来ないかしらん。
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