今週のサムライうさぎ39号

摂津は今週も良かった。ずっと着物の前は、はだけていてください。
さすが摂津はお茶屋で遊び慣れているだけあって、女心が分かってる。
ところで、あの幼女のキクは生米をバリバリ食ってる描写があったのですが、それを見て「あぁ、札差商人の娘だからか」と勝手に理解したのですが、札差がどういう職業なのか、元々説明あったっけ。かなり前だから思い出せない。

自分に対する、おさらいの意味も込めて書いちゃうけど、旗本や御家人は奉禄（お給料）で米も貰うのですが、これは自分達だけ食べる量があれば困らないワケで。
（でも余る程あるお侍さんは恵まれている方なんですけどね）
余剰分の米を代理で米商人等に売って、手数料をもらう職業を札差と呼びます。
でも「サムライうさぎ」では、単なる金貸しっぽい感じでしたが、あれは禄の低い旗本御家人に、将来貰うであろう禄を担保にお金を貸す仕事も始めて、それが次第に、仕事の中心になっていったと。そういう経緯があるんです。
なかには数年先の禄まで担保にして金を貸す事もあったそうで。
これはしっかり利子も取られちゃうので（ごっちん達のように）札差にヒーヒー言わされていたお侍さんも多かったんでしょうねぇ。
というワケで、米＝札差という図式。ここまで書いて違ったら、どうしよう。

でも生米のまま食べるのは、ちと異常だ。母親がいないのかな。
そうだとしても儲かってれば、下女でも雇えるだろうに。
もし、いないのなら儲かっとらんって事？
懸命に父親の仕事を助けようとしていたのは、そのせいもあったり。