妖精じゃ、妖精の仕業じゃ。

私は飲み物を飲むと、しょちゅう口の端から垂れる。もしくは勢いがよすぎて、口の周りにぶっかけてしまうこともある。それでなくても口まで持って行く前に、コップなりペットボトルを傾けてしまいダバーッとこぼれたりする。
これが子供の頃から直らないのだ。
家ならいいけど職場でもやってしまう。そして濡れた衣服を茫然と見下ろすハメになる。

昔は親に「おまえは口が破れてんのか」と叱られていた。そして注意力が散漫なのだと。
そのときマチカさんはピーンと閃いて「注意力が三万もあったら十分じゃね？」とイイこと思い付いた、みたいに言うとはたかれた。それから当たり前ですが「屁理屈をこねるな」と怒られた。すると、マチカさんもよせばいいのに「屁理屈も理屈のうちじゃん」と口答えをすると、本格的に殴られた。

今ではいい思い出です。

まあ、ついさっき麦茶を盛大にこぼして思い出したんですけどね。
えへへ。わんぱくマチカさん。
気が付いたら、ご飯粒がカピカピの状態で服についてる時もあるんですけど、これもワンパクで片付けていいものでしょうか。結構ありえない位置についていて、自分でもびっくりする。腰とか膝の裏とか意味分からない。
ひょっとしたら妖精さんのいたずらかな？

いつまでも童心を忘れないって、大切ですよね。