怒られても志村の顔真似で返事は百回言ってやれ

　そういえばオードリーがラジオのオールナイトニッポン（以下ANN）を一日だけ担当してましてね。ANN自体が懐かしくて聞いた。
　それでマチカさんは電気グルーヴが好きでねぇ。電気もANN担当してて二部だった頃から聞いてた。そんなことを思い出しながらオードリーのラジオ聞いてたら、春日が好きな曲ということで、なんと電気の「シャングリラ」を流したもんだから一気にテンションが上がった。

これね。

Shangri-La - Denki Groove


あと「虹」もいい曲。

Niji - Original Soundtrack

　マチカさんの中学高校時代の青春は電気とともにあるよ。でも当時電気グルーヴが好きだと人に言うと高確率で「ああ、無茶なパフォーマンスするグループね」と返された。

　それは電撃ネットワークだ。

心づくしのメガネ懐石

　職場の人が退職することになったそうで。
　そうで、というのも、あまり付き合いがなかったからです。ウマが合わないとでもいいましょうか。マチカさんはひ弱な草食動物なので、彼女の我の強さを個性として受け入れられなかった。本能的に「ちょｗ怖ェしｗｗ」と隅っこで怯えるしかなかった。それに気がついたら退職していたぐらい職務上関わりがなかったのです。

　というわけで餞別を渡したことも後から聞きました。遠回しにお金を徴収したい様子をチラつかせて来ましたが、一切知らん顔でやり過ごしながら、何を贈ったのかと訊ねると生活雑貨的なものとメガネ男子の写真集だとの返答。

　なんと！　彼女がメガネ男子を好きだなんて知らなかった。もっと早く知っていれば、分かり合えたかもしれません。残念ですね。
　でもメタルフレーム派、セルフレーム派、縁なし派のどの派閥に属しているかで話は変わって来ます。いえ、この世界は奥が深いのでもっと細分化出来ると思います。ですからメガネ男子好きというくくりだけで、簡単に分かり合えるかどうかいささか疑問ですね。むしろ譲れない部分があれば、それは両者の間に深い溝があると言えましょう。
　やはり人間関係は難しいです。

　誰にも聞かれていませんがマチカさんの好物は、細身のメタルフレーム（※ただしイケメンに限る）です。昔はセルフレーム派だったんですが（※ただしイケメンに限る）年月とともに変節しました。

　ええ。まあ結局は面食いなだけだろ、ってオチなんですけどね。ﾍｯ！

ペット大国

　職場に業界紙的なものが転がっていたので読みました。
　これには毎回小ネタが載っていて、ある団体が行ったアンケートの結果が発表されている。
　そして今回は「ペットのためになら自分の生活で犠牲にしていいもの」ランキングだった。アメリカのケンネルクラブが集計したんだけど、見てみるとおもしろかったのでご紹介しようと思います。

一位「外食を減らす」「マッサージ、スパに行かない」が同率。

　アメリカ人はそんなにマッサージやスパに行ってんのか。スパは分かるけどマッサージはイメージないなあ。肩とか腰が凝ったりしそうにないというか、凝っても気にしないように見える。いや、ものっそい偏見だけど。でも外食はあくまで回数を減らすだけで、スパは行かないと言い切っているので、生活においてさして重要じゃないのかな。

二位「グルメコーヒーを控える」

　グルメコーヒーって例えば何だ。たまにインスタントコーヒーしか飲まないマチカさんにはピンとこない。とにかく高い豆なんだろう。豆の種類なんて「モカ」「キリマンジャロ」「ブレンディ」ぐらいしか知らないや。
　なんか違うの混じってますね。

三位「衣類の出費をおさえる」

　ちなみにマチカさんの偏見シリーズで「ハーフパンツに白いハイソックスはいて、サンダル履きの白人がいたら、それはアメリカ人」というものがあります。いい加減怒られそうなコメントはやめておこう。

四位「家の改築を先延ばしにする」

　向こうのドラマとか見ると、恋人と別れてしまったので気分を変えるために部屋をリフォームしました、とかある。スケールでかい。しかも友達と一緒に壁塗ったりするのな。DIYがさかんなお国柄ですかね。

五位「車の購入を控える。または買う車のランクを下げる」

　ははーん。車の売れなくなった原因はこれか。（違います）

六位「ジムを退会する」

　彼らのメタボっぷりを見るに、ジム通いが続けられないことの言い訳に聞こえるんだぜ。まあ運動ならジムに行かなくても、犬を飼えば散歩しなきゃいけないからね。それにアチラは中大型犬の割合が日本より高いので、散歩の回数も距離も必然的に多くなるわな。

七位「旅行をやめる」

　一緒に連れて行ければいいけど、置いて行くとなると預けないと駄目だからね。

八位「ケーブル、衛星放送サービスを解約する」

　金銭面の話かな。これもお国柄。

　そして逆に回答者の70％がペットのためとはいえ犠牲にしないものが「インターネット」だった。それだけ依存してるってことでしょうかね。

　そういえば以前全く別のアンケートで「一週間（二週間だったかも）できないとしたら、インターネットとセックスのどっちが辛いか」というものがあって、ほとんどのアメリカ人はネットと答えていたけど、何割かはセックスだった。

　どんだけ性欲強いんだよ。
　というワケで紹介オワリ。

拍手のお返事

ありがとうございます！

世界が平和でありますように

　最近オードリーの春日を本気でイイ男だと思っている自分がいます。

　という話を職場でしていたら非難されました。
　なぜだ。春日はどこででも、どんな状況でも生きていけそうじゃん。オスとしての根源的な魅力って、そういうもんじゃないのか。そんな春日にお熱な毎日を送っています。だから最近結構テレビ見てるよ。

　それで先日も仕事前にご飯食べながらテレビ見てたら、さかなくんが特集されてた。以前日記に書いたような気がするのですが、さかなくんも好きだなあ。彼も（魚さえいれば）どこでだって生きていけそうだし。やっぱりオスとして優秀じゃないか。それにあのテンションで立派に社会生活を送れるんだから、憎めない性格してんだろうと思うよ。たぶん。

　マチカさんが魅力を感じる基準って、生命力の強さと生活基盤の確かさなのかしら。要は原始時代の感覚なんだナー。だからこそ普遍的なんですよ。

　そんな部分を職場で強調したのですが、いまいち共感を得られませんでした。
　なんだとー！　明日世界が戦争になっても知らないからなー！

未来を選べ

　数日前のことです。
　風は冷たいけれど日差しは温かかった。
　私は道路を浮き草のごとくふわふわと歩いていた。するとあるお寺の横にさしかかったのですが、どうやら植木の剪定をしているようで、職人さんらしき人が脚立に乗ってハサミでチョキチョキ作業をしていた。
　次々と落ちる枝葉が道路にもはみ出し、植木の足元には小さな山が出来ていた。
　私は何とはなしに眼下に散らばる枝葉を眺めながら歩いていると、予期せぬ物が視界に入って来た。
　ちょうど職人さんが作業をしている辺りの小山に、なぜか女物のパンツが丸まった状態で乗っていたのです。見間違いかと思って二度見したのですが、光沢のある紫色の生地が異様な存在感をアピールして来ます。いい具合に陽光に照らされ、なんら恥じ入ることなく──むしろ、こちらの方が気後れしてしまうほどに威風堂々とそこにあるのです。
「アタイ、パンツだけど何か？」と。
　どうして女物のパンツが、こんな場所にあるのでしょう。降って湧いた疑問に私は首をかしげるしかありません。そして足早にその場を去ったのですが、今もって謎が深まるばかりです。
　ひょっとしてあの職人さん（推定年齢五十代の男性）が履いていたモノが、予期せぬアクシデントにより脱げ落ちてしまったのでしょうか。お色気漫画だとよくあるパターンじゃないですか。どんだけパンツのゴム緩んでんだよって話ですけどね。
　いや、でも職人さんはズボンの作業着だった。だとすればいくらパンツのゴムがだらしなくても落ちてしまうなどありえない。もしかするとハンカチーフ代わりに職人さんが使っていたのでしょうか。
「ふう。熱いなあ」と汗を拭った後にポケットへしまおうとして落ちてしまったとか。そして「なんや、これ。ハンカチちゃうやんけ。うわ、おかあちゃんのパンティやないか」と驚いたところを、職人仲間が「おいおい、源さんはオッチョコチョイだなあ。ははは」と笑い、他からも「源さんの嫁は、そんな派手なパンティ履いとんのかいな！」とからかわれる。これもギャグ漫画では見たことありますよ。ポイントは通称が「パンティ」である部分ですね。

　駄目だ──。圧倒的な事実を前にして、なぜ現実逃避をしてしまうのか。
　パンツは異次元から突然あらわれたワケではないし、しこうして私の空想など立ち入る余地はない。だから私はあの時現実に立ち向かうべきだった。職人さんに声をかけ「YOYOメーン。ワァッツハプン」とパンツを指差せばよかったのだ。そうすれば答えが見つかったかもしれないのに。

　私に一握の勇気がなかったばかりに、パンツは永遠の謎となってしまった。ですから皆さんには、ぜひ勇気を持っていろいろなことにチャレンジしてもらいたいと思っています。
　若者よ、恐れるな。未来は君たちの前に広がっている。
　以上を持ちまして、卒業生を送る言葉をおわらせていただきます。

　これ実話なんですけどね。
　本当にあのパンツは何だったのでしょうか。今も紫色が目に焼き付いて離れません。