応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。
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先日マチカさんが出張と称して出向いた先は、アンダーグランドな宴が行われた場所であった。実はマチカさんはその場所へ潜入取材を敢行したのだ。
何度も危険な目に遭遇し、命の危険にさらされたこともあった。
今回は特別にその取材内容を極秘に公開したいと思う。
ことの発端は三月の始め。
「国内某所において、非常に残虐なショーが行われる」となじみの情報屋から聞かされたのだ。しかし詳細は不明だと言う。
こんな噂話程度の話は常に入って来る。情報屋が金欲しさに嘘の情報を持ち込むことは少なくない。まだ酔っぱらいの与太話の方が信憑性がある。
わたしはもっとマシな情報を持って来いと、奴を追い返そうとしたのだが思いとどまった。これは飯のタネになるかもしれない、と。長年スクープを追って来たハイエナだけが嗅ぎ付けられる匂いを感じたのだ。
すぐさま詳細を確かめるべく、アンダーグラウンドの事情に詳しい知り合いに連絡を取った。そして手に入れた情報とは身の毛もよだつような内容だった。
なんとそのショーの内容とは、何の罪もない命を観衆の前でむごたらしく殺すというものだったのだ。
まさか日本でそんなショーが本当に行われるのか? そう疑問を抱いたわたしは、すでに旅支度を始めていた。ショーの内容を思えば、非常に危険な取材になる。わたしは覚悟を決めて四月某日、現場へとおもむいた。
※これから紹介する画像は、潜入取材につき撮影環境を万全に整えることは困難であるため、鮮明ではないことをあらかじめご了承いただきたい。
やがて会場に到着。
そこは倉庫の立ち並ぶ閑散とした場所だった。まさに「らしい」場所だ。
時刻は深夜ゼロ時を回っているというのに、そこかしこに屈強な体つきの男達がうろついている。
これから非合法なショーが行われるのだ。警察関係やわたしのような人間の立ち入りを監視しているのだろう。
・見張りとおぼしき男
※繰り返しますが時刻は深夜のゼロ時過ぎです。昼間のように見えるのは、画像処理で明るくしているからです。
頭部の装置はおそらく暗視スコープであろう。頭頂部から生えるアンテナで通信し、情報を取り合っていると思われる。研いだ刃物のようなくちばしで突かれたら、わたしも無事ではいられない。くわばらくわばら。
・会場の受付。
「招待状はお持ちですか?」
驚いたことに若い女性が対応をしていた。
だがカタギではないはずだ。とんでもないビッチ臭がプンプンするが、実はおばあちゃん子で毎年誕生日と敬老の日にはプレゼントをしている可能性もある。人を外見で判断してはいけない、とわたしは自戒して、彼女に「おばあさまによろしくお伝えください」とにこやかに話しかけた。すると彼女から「はあ? 頭おかしいんじゃないの?」と口汚く罵られた。どうやら照れ屋さんのようだ。かわいらしいものである。
ところで招待状はある筋から手に入れていたので、何なく入場することが出来た。しかしカバンの中に仕込んだカメラがバレないか気が気ではない。
・会場内部を見渡すと、信じられない光景が飛び込んで来た。
未成年の群れ。
なんということだ。年端も行かない子供達がいるではないか! 彼らも観客らしい。そっと近寄ってみると会話が聞こえて来た。
「早く始まんねえかな」
「いつまで待たせんだよ」
「ksk」
「マジ楽しみなんだけど」
「ぁたし、血見るの好きかも(暗黒微笑)」
「パネェww 先輩オシャンティっすねwwww」
口々に威勢のいいことを言い合っている。だが、わたしには分かる。彼らはこれから始まる虐殺ショーが本当は怖いのだ。そうと知られなくないがゆえに、互いに虚勢を張っているのだろう。
しかしオシャンティと(暗黒微笑)とは何であろうか。ひょっとしてエグザイルの新メンバーの名前かもしれない。さすが若者は流行に敏感だ。わたしは思わず自分の年を実感しながら、若者達の側を離れた。
何度も危険な目に遭遇し、命の危険にさらされたこともあった。
今回は特別にその取材内容を極秘に公開したいと思う。
ことの発端は三月の始め。
「国内某所において、非常に残虐なショーが行われる」となじみの情報屋から聞かされたのだ。しかし詳細は不明だと言う。
こんな噂話程度の話は常に入って来る。情報屋が金欲しさに嘘の情報を持ち込むことは少なくない。まだ酔っぱらいの与太話の方が信憑性がある。
わたしはもっとマシな情報を持って来いと、奴を追い返そうとしたのだが思いとどまった。これは飯のタネになるかもしれない、と。長年スクープを追って来たハイエナだけが嗅ぎ付けられる匂いを感じたのだ。
すぐさま詳細を確かめるべく、アンダーグラウンドの事情に詳しい知り合いに連絡を取った。そして手に入れた情報とは身の毛もよだつような内容だった。
なんとそのショーの内容とは、何の罪もない命を観衆の前でむごたらしく殺すというものだったのだ。
まさか日本でそんなショーが本当に行われるのか? そう疑問を抱いたわたしは、すでに旅支度を始めていた。ショーの内容を思えば、非常に危険な取材になる。わたしは覚悟を決めて四月某日、現場へとおもむいた。
※これから紹介する画像は、潜入取材につき撮影環境を万全に整えることは困難であるため、鮮明ではないことをあらかじめご了承いただきたい。
やがて会場に到着。
そこは倉庫の立ち並ぶ閑散とした場所だった。まさに「らしい」場所だ。
時刻は深夜ゼロ時を回っているというのに、そこかしこに屈強な体つきの男達がうろついている。
これから非合法なショーが行われるのだ。警察関係やわたしのような人間の立ち入りを監視しているのだろう。
・見張りとおぼしき男
※繰り返しますが時刻は深夜のゼロ時過ぎです。昼間のように見えるのは、画像処理で明るくしているからです。
頭部の装置はおそらく暗視スコープであろう。頭頂部から生えるアンテナで通信し、情報を取り合っていると思われる。研いだ刃物のようなくちばしで突かれたら、わたしも無事ではいられない。くわばらくわばら。
・会場の受付。
「招待状はお持ちですか?」
驚いたことに若い女性が対応をしていた。
だがカタギではないはずだ。とんでもないビッチ臭がプンプンするが、実はおばあちゃん子で毎年誕生日と敬老の日にはプレゼントをしている可能性もある。人を外見で判断してはいけない、とわたしは自戒して、彼女に「おばあさまによろしくお伝えください」とにこやかに話しかけた。すると彼女から「はあ? 頭おかしいんじゃないの?」と口汚く罵られた。どうやら照れ屋さんのようだ。かわいらしいものである。
ところで招待状はある筋から手に入れていたので、何なく入場することが出来た。しかしカバンの中に仕込んだカメラがバレないか気が気ではない。
・会場内部を見渡すと、信じられない光景が飛び込んで来た。
未成年の群れ。
なんということだ。年端も行かない子供達がいるではないか! 彼らも観客らしい。そっと近寄ってみると会話が聞こえて来た。
「早く始まんねえかな」
「いつまで待たせんだよ」
「ksk」
「マジ楽しみなんだけど」
「ぁたし、血見るの好きかも(暗黒微笑)」
「パネェww 先輩オシャンティっすねwwww」
口々に威勢のいいことを言い合っている。だが、わたしには分かる。彼らはこれから始まる虐殺ショーが本当は怖いのだ。そうと知られなくないがゆえに、互いに虚勢を張っているのだろう。
しかしオシャンティと(暗黒微笑)とは何であろうか。ひょっとしてエグザイルの新メンバーの名前かもしれない。さすが若者は流行に敏感だ。わたしは思わず自分の年を実感しながら、若者達の側を離れた。
つづく
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