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応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。

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 雪の日の話を書いていたら、いつの間にか春になったので、桜が出て来る話に切り替えたら遅筆っぷりも手伝って更新が久しぶりになった。
 うっかり桜も散るところだったぜー。ちなみにウチの地域は今日の段階で満開と散り始めが入り混じっています。
 かげろいの桜は続きものなので、終わる頃には葉桜になっていることでしょう。へへっ。
 そして始めのページにも書いたのですが、以前唯間さんがお書きになった話と設定がかぶっています。上様出て来るところや、これから清木さまが就こうとしている役職などが。
 書き進めている最中に、それが判明した時は青くなって途中で止めようかと思ったのですが、やっぱり最後まで書きたかったのでワガママにも掲載の許可をお願いしました。すると快諾をいただけたのです。感謝感謝。
 そんな寛大な唯間さんのサイトは刀下の鳥(携帯サイト)です。
 本当にありがとうございました。
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 ポンポンが痛い。
 ここ数日、また胃腸の調子が悪い。
 そんな追いつめられたジャーナリスト・マチカの元へとメールが届いた。
 内容はこうだ。

「先日から闇に迫る、などと大層なタイトルをつけてupしている記事だが、写真がどう見ても『楽しかった動物園の思い出』にしか見えない。ふざけているのか」

 ふむ。記事の信憑性が損なわれてしまう、ゆゆしき事態だ。
 ただはじめにお断りしたように、非常に危険な場所で取材を行ったので、撮影は困難を極めていた。その結果画像はかなり不鮮明なものとなっており、諸君には被写体が鳥やらウサギに見えるという不可思議な現象が起きているようだ。
 しかしこればかりは、いかんともしがたい。よって被写体については諸君の想像力で補っていただきたい。

 というわけで前回の続き。

 いろいろと見て回ったわけだが、表だけで終わるわけにはいかない。ショーの舞台裏を取材せねば、スクープ記者の名折れである。
 もぐりこむ方法はよくある手を使った。
 まず施設のトイレをわざとつまらせる。そして関係者にそれを伝え、切羽詰まった様子で裏側にある関係者専用のトイレを貸してくれないかと頼み込む。向こうも漏らされてはたまったものではない。すぐに裏へ通してくれた。しめしめ。
 ところで実際に「しめしめ」という人間はいるのだろうか。
 話を元に戻そう。
 会場の表はとてもいかがわしかったが、裏側もまた違った様子の不穏さに満ちていた。
 空気の密度が濃いというか、じっとりしているのだ。まるでジャングルに迷い込んでしまったような錯覚をおぼえる。

・通路ですれちがった関係者

 なんとなくヌメっている…。

注記:写真が不鮮明なせいで、ヤモリに見えるかもしれないが、これはれっきとした人間である。

 アンダーグラウンドなショーの関係者だ。過去の経歴はまともなものではないだろう。しかし元は天真爛漫な子供だった時代もあるはずだ。なぜここまで堕ちてしまったのか。興味をそそるが訊ねるのはよそう。
 わたしは通路に迷ったふりをして、会場のさらなる暗渠を目指した。するとある部屋のドアが開いていたので、わたしはそっと覗き込んだ。
 だが暗くてよく分からない。じっと目を凝らしていると人がいたではないか。

・瞑想するかのごとく、ひっそり座った老人男性。



注記:写真が不鮮明なせいで、カエルに見えるかもしれないが、これはれっきとした人間である。

 異様なオーラが漂っている。おそらくただものではない。ひょっとするとショーを取り仕切る立場の人間かもしれない。
 ものすごい存在感に、わたしは蛇に睨まれたカエルのごとく立ちすくんでしまった。
 すると──。

 こっちを見た!!!!

 やばい。見つかってしまった。しかも驚くべきことに、奴の体の色が瞬時に変化したのだ。わたしは、このような変化に見覚えがある……。
 ナウシカの王蟲の警戒色と同じに違いない!
 わたしの脳裏に、風の谷の老女がつぶやいた言葉がよみがえる。

 ──王蟲の怒りは大地の怒り。ああなってしまった王蟲を止めることは誰にも出来ないのじゃ。
  
 イヤッ! ババ様怖い!

 とにかく逃げなくては。わたしは一気に駆け出したのだが、どこからか音楽と歌声が聞こえて来た。なぜだか音が手足に絡み付くようで、うまく走れない。
 恐怖が全身をつらぬく。背後を振り返ってみるが、追って来てはいないようだ。わたしは必死に体を動かすことだけを考えて会場の裏から出た。

 その時の音がICレコーダに残っていたのでupしておく。


Interchange with the Ohmu - Nausicaa Soundtrack

 舌足らずの幼女の声みたいだが、まさかあの老人が?
 あまり深くは考えないでおこう。
つづく


 引き続き会場の様子。

 倉庫の中は表からは想像も出来ない改装がほどこされていた。まるで都会のクラブのようであった。といっても囲碁クラブではない。簡単に言えばナウいヤングがイカした音楽にのってゴーゴーを踊るフロアで、若いチャンネーがパイオツ揺らしてウハウハな場所である。

・隅にはカウンターバー



 酒を出していたのは無口な中年男性だった。表情にはかげりがあり、疲れているように見える。それは異様なまでのなで肩のせいだろうか。磨き込まれたカウンターをじっと見つめる姿にはうすら寒いものを覚える。
 オススメはアブサンだそうだ。非常にキツい酒だ。そういえば画家のロートレックとゴッホはアブサンの中毒になり身を持ち崩したという。ふたりの天才に思いを馳せながら、わたしはグラスを傾けた。
 ただ傾けただけなので、盛大にこぼれてしまった。
 カウンターに広がったアブサンの湖を中年男性が無言で拭いてくれた。刺すような視線が痛い。どうやらわたしは歓迎されていないようだ。
 なぜだろう。やはりここへ来る人間とは、まとう雰囲気が違うせいか。ふしぎに思いながらカウンターを後にした。

・ジャグジーでたわむれる若いカップル

 モデルのような美しい肢体もあらわに…

 目のやり場に困ってしまったが、ジャグジーの周囲に集まって来た人たちは違った。彼らは刺激的なムービーでも見るようにカップルを眺めている。またカップルも周囲の視線に触発されるのか、どんどんと行為が過激になってゆく。
 けしからん。
 もっとやれ。
 活気があるのはよいことだ。奔放な淫蕩さを心行くまで堪能させてもらった。そしてウッカリこれだけで満足して帰りそうになってしまった。
 あぶないあぶない。これは巧妙な罠に違いない。会場には、このような目くらましの罠がそこかしこに仕掛けられているのだろう。わたしは気持ちを引き締めて取材に戻った。

 次は命からがら潜入した舞台裏を紹介します。

つづく
 先日マチカさんが出張と称して出向いた先は、アンダーグランドな宴が行われた場所であった。実はマチカさんはその場所へ潜入取材を敢行したのだ。
 何度も危険な目に遭遇し、命の危険にさらされたこともあった。
 今回は特別にその取材内容を極秘に公開したいと思う。

 ことの発端は三月の始め。
「国内某所において、非常に残虐なショーが行われる」となじみの情報屋から聞かされたのだ。しかし詳細は不明だと言う。
 こんな噂話程度の話は常に入って来る。情報屋が金欲しさに嘘の情報を持ち込むことは少なくない。まだ酔っぱらいの与太話の方が信憑性がある。
 わたしはもっとマシな情報を持って来いと、奴を追い返そうとしたのだが思いとどまった。これは飯のタネになるかもしれない、と。長年スクープを追って来たハイエナだけが嗅ぎ付けられる匂いを感じたのだ。
 すぐさま詳細を確かめるべく、アンダーグラウンドの事情に詳しい知り合いに連絡を取った。そして手に入れた情報とは身の毛もよだつような内容だった。
 なんとそのショーの内容とは、何の罪もない命を観衆の前でむごたらしく殺すというものだったのだ。
 まさか日本でそんなショーが本当に行われるのか? そう疑問を抱いたわたしは、すでに旅支度を始めていた。ショーの内容を思えば、非常に危険な取材になる。わたしは覚悟を決めて四月某日、現場へとおもむいた。

※これから紹介する画像は、潜入取材につき撮影環境を万全に整えることは困難であるため、鮮明ではないことをあらかじめご了承いただきたい。

 やがて会場に到着。
 そこは倉庫の立ち並ぶ閑散とした場所だった。まさに「らしい」場所だ。
 時刻は深夜ゼロ時を回っているというのに、そこかしこに屈強な体つきの男達がうろついている。
 これから非合法なショーが行われるのだ。警察関係やわたしのような人間の立ち入りを監視しているのだろう。

・見張りとおぼしき男

 ※繰り返しますが時刻は深夜のゼロ時過ぎです。昼間のように見えるのは、画像処理で明るくしているからです。

 頭部の装置はおそらく暗視スコープであろう。頭頂部から生えるアンテナで通信し、情報を取り合っていると思われる。研いだ刃物のようなくちばしで突かれたら、わたしも無事ではいられない。くわばらくわばら。

・会場の受付。
 
 「招待状はお持ちですか?」

 驚いたことに若い女性が対応をしていた。
 だがカタギではないはずだ。とんでもないビッチ臭がプンプンするが、実はおばあちゃん子で毎年誕生日と敬老の日にはプレゼントをしている可能性もある。人を外見で判断してはいけない、とわたしは自戒して、彼女に「おばあさまによろしくお伝えください」とにこやかに話しかけた。すると彼女から「はあ? 頭おかしいんじゃないの?」と口汚く罵られた。どうやら照れ屋さんのようだ。かわいらしいものである。
 ところで招待状はある筋から手に入れていたので、何なく入場することが出来た。しかしカバンの中に仕込んだカメラがバレないか気が気ではない。

・会場内部を見渡すと、信じられない光景が飛び込んで来た。

 未成年の群れ。

 なんということだ。年端も行かない子供達がいるではないか! 彼らも観客らしい。そっと近寄ってみると会話が聞こえて来た。
「早く始まんねえかな」
「いつまで待たせんだよ」
「ksk」
「マジ楽しみなんだけど」
「ぁたし、血見るの好きかも(暗黒微笑)」
「パネェww 先輩オシャンティっすねwwww」

 口々に威勢のいいことを言い合っている。だが、わたしには分かる。彼らはこれから始まる虐殺ショーが本当は怖いのだ。そうと知られなくないがゆえに、互いに虚勢を張っているのだろう。
 しかしオシャンティと(暗黒微笑)とは何であろうか。ひょっとしてエグザイルの新メンバーの名前かもしれない。さすが若者は流行に敏感だ。わたしは思わず自分の年を実感しながら、若者達の側を離れた。

つづく

 もうすぐエイプリルフールですね。かといって、何かするわけではないのですが。
 いや、これ別に前フリじゃないですよ。
 マチカさんがROM専の別ジャンルでは、エイプリルフールに力が入っているので、どんなものが見られるのか今から楽しみだナー。用意する人は数ヶ月前から着々と進めてたりするからね。
 あと毎年楽しみなのがアイレムのサイトだ。知らない人もいるかもしれないけど、アイレムはゲーム会社ね。

 毎年の熱の入りようは、異様なまでの執念すら感じてしまう。たった一日のために、どれだけの時間と人員を費やしているのか。今や王者の風格すら漂うアイレムに「そんなことせずに働けよ」は褒め言葉に過ぎない。
 めっちゃ手が込んでるにもかかわらず、ネタの公開は4/1限定。
 まあ後に公開されるけど、かなり月日が経ってからになるのです。ちなみに過去のネタはコチラからご覧ください
 わたくし一日は出張で県外に出るので(新幹線使うけど、のぞみでもひかりでもなく「こだま」でな!)なんとしても当日中に帰ってくる所存です。
 某所を見ていて思い出したのですが、ある日マチカさんは右手に携帯を持って、左手にガムの包み紙持ってたんですよ。
 それで包み紙をゴミ箱に捨てるべく歩いている時に「両手にものを持ってる時にボーっとしてると、うっかりゴミじゃない方捨てちゃうんだよなあ」と笑い話を思い浮かべたわけです。
 そんなふうに意識していたというのに、いざゴミ箱の前に立つと思いっきり携帯を捨ててしまった。

 わたし馬鹿なの? 死ぬの?

 いやだー。死にたくないよォォ。まだ逆転検事やってないもォォん。応援団3だって待ってるんだもォォん。

 と、まあこんな感じで昔消しゴムを食ったんですけどね。片手でオヤツ食べていて、もう片方で消しゴム持ってたんだ、たしか。
 あの食感は今でも忘れません。たぶん一生忘れない。消しゴムの食感は、墓場まで持って行ってやるのさ。
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