応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。
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今日職場でアンパンマンの話になった。私は子供の頃に見たきりで、最近の事情をまったく知らなかったので新鮮な驚きの連続だった。
まずドキンちゃんに、コキンちゃんという妹が出来ているらしい。なんだ、その落語家みたいな名前は。三遊亭コキンとかいそうじゃないか。
あと私のおぼろげな記憶では、ドキンちゃんは食パンマンが好きで、でも食パンマンはバタ子さんといい感じだったような気がしていたのですが、実際はバタ子さんたらおむすびマンが好きらしい。(こむすびマンだったかも。どっちにしろ握り飯だ)
あれか。バタ子さんは普段パンばっかり作ってるから、白米に魅力を感じてしまうのだろうか。
おむすびマン「ほら、バタ子。ここを握ってごらんよ」
バタ子さん「ああ……すごいわ。おむすびマン熱くなってる」
ばっか、白米握ってるだけだよ。何いやらしいこと想像してんだよー。もう、あかんえ。イケナイこと想像した子は腹筋な。
さて、と。何事もなく話を戻して、アンパンマンの登場人物のなかで、一番謎の存在が「赤ちゃんマン」だった。始め聞いたときはわけが分からなかった。
食べ物じゃないじゃん。ヒーローは一応食物であるという法則があったと思っていたのですが違ったようです。
ていうか赤ちゃんマンって誰の子? 見た目が普通の子供なので両親は人間ぽいけど。でもあの世界の人間ってジャムおじさんとバタ子さんぐらい……って、いやあああああああああああ! ジャムおじさんとバタ子さんが男女の深い仲だったなんて!
そ、そうだったのか。
めっちゃ年の差ありますよね。だけどジャムおじさんも枯れてはいなかったということか。見た目はおじいさんだけど、パンをこねる腕はたくましく、あの世界で精力的に活動してるもんなあ。
若いバタ子を娘か孫のように思っていたのに、つい魔がさしたんだね、きっと。とっくに忘れていたと思っていた、オスの部分がよみがえったのですよ。
いけないと分かっていても、バタ子の青い果実のような瑞々しい肉体に溺れてしまったジャムおじさんを誰が責められようか。けれどバタ子の妊娠は予想外だったでしょう。
はたして子供向け番組の裏で、どんなドラマがあったのか。さっそく紐解いてみたいと思います。
まずドキンちゃんに、コキンちゃんという妹が出来ているらしい。なんだ、その落語家みたいな名前は。三遊亭コキンとかいそうじゃないか。
あと私のおぼろげな記憶では、ドキンちゃんは食パンマンが好きで、でも食パンマンはバタ子さんといい感じだったような気がしていたのですが、実際はバタ子さんたらおむすびマンが好きらしい。(こむすびマンだったかも。どっちにしろ握り飯だ)
あれか。バタ子さんは普段パンばっかり作ってるから、白米に魅力を感じてしまうのだろうか。
おむすびマン「ほら、バタ子。ここを握ってごらんよ」
バタ子さん「ああ……すごいわ。おむすびマン熱くなってる」
ばっか、白米握ってるだけだよ。何いやらしいこと想像してんだよー。もう、あかんえ。イケナイこと想像した子は腹筋な。
さて、と。何事もなく話を戻して、アンパンマンの登場人物のなかで、一番謎の存在が「赤ちゃんマン」だった。始め聞いたときはわけが分からなかった。
食べ物じゃないじゃん。ヒーローは一応食物であるという法則があったと思っていたのですが違ったようです。
ていうか赤ちゃんマンって誰の子? 見た目が普通の子供なので両親は人間ぽいけど。でもあの世界の人間ってジャムおじさんとバタ子さんぐらい……って、いやあああああああああああ! ジャムおじさんとバタ子さんが男女の深い仲だったなんて!
そ、そうだったのか。
めっちゃ年の差ありますよね。だけどジャムおじさんも枯れてはいなかったということか。見た目はおじいさんだけど、パンをこねる腕はたくましく、あの世界で精力的に活動してるもんなあ。
若いバタ子を娘か孫のように思っていたのに、つい魔がさしたんだね、きっと。とっくに忘れていたと思っていた、オスの部分がよみがえったのですよ。
いけないと分かっていても、バタ子の青い果実のような瑞々しい肉体に溺れてしまったジャムおじさんを誰が責められようか。けれどバタ子の妊娠は予想外だったでしょう。
はたして子供向け番組の裏で、どんなドラマがあったのか。さっそく紐解いてみたいと思います。
「出来ちゃったみたいなの……」
バタ子はうつむいて妊娠を告げた。
パン作りに精を出していたジャムおじさんの手からボールが滑り落ちた。がしゃんと派手な音を立て、中身をまき散らしながら転がっていくボールを眺めながら、ジャムおじさんは呆然とした。
まさか、そんな──。
ゆっくり顔を上げたバタ子は、笑っているような泣いているようなふしぎな表情をしていた。そして立ち尽くすジャムおじさんから視線をそらし「あらら、片付けないとね」と床の掃除を始めた。
懸命にぞうきんをかける姿はいつもと変わらない元気な女の子で、先ほどのことが夢か幻のようだった。しかし次第に嗚咽を漏らし、震え始めたバタ子を見て、あれが現実だったのだと思い知らされる。
「だめ……だよね。私たちのことを考えたら産んだらだめだよね。でもせっかく宿った命を消したくないの。小さな命だけど、赤ちゃんここにいるんだよ」
そう言ってバタ子は、まだ平らなお腹をなでた。その愛おしそうな手つきと表情。すでにバタ子は母親になっていた。
「産ませてください。誰にも知られないような遠くに行って、そこでひとりで産んで育てますから。お願いです……ねえお願い……」
バタ子は這いつくばるように両手を床へついた。
痛切な覚悟。
それなのに自分は何とふがいないのだろう。ジャムおじさんは情けなくて、自分を殴りつけたかった。おあつらえ向きにパンを伸ばす棒が近くにある。
これで自分の尻を殴ってみようか。
しかし棒はジャムおじさんお気に入りのSMプレイの道具だった。それでは興奮してしまう。いけない、いけない。
ジャムおじさんは名残惜しい気持ちを押さえて、バタ子の前へ膝をついた。
「バタ子。命が産まれる時に、いったいどんな許可がいるというんだね。隠れるように産んで育てるなんて言うもんじゃない。この子は世界に祝福されて誕生するんだよ」
「じゃあ、ここで……私の大好きな街で産んでいいの?」
「ああ、もちろんじゃ。ワシもまさかこの年で家族が増えるとは思わなかったわい。これからは子供のぶんまでしっかり働かないとな」
「嬉しい!」
バタ子の涙に濡れた顔が、輝くような笑顔へと変わった。ジャムおじさんに飛びつき、私おかあさんになれるのね、と言う声は弾んでいた。
「はっは。抱きつくとお腹の赤ちゃんが苦しがるぞ」
パン工場に笑い声が響く。そしてもう数ヶ月先には、赤ん坊の無垢な笑い声も混じることだろう。
なーんてね。ふふっ。
マチカさんはアンパンマンを応援しています。つーか本当に赤ちゃんマンは誰の子で、なにゆえヒーロー稼業についてんだろ……。
バタ子はうつむいて妊娠を告げた。
パン作りに精を出していたジャムおじさんの手からボールが滑り落ちた。がしゃんと派手な音を立て、中身をまき散らしながら転がっていくボールを眺めながら、ジャムおじさんは呆然とした。
まさか、そんな──。
ゆっくり顔を上げたバタ子は、笑っているような泣いているようなふしぎな表情をしていた。そして立ち尽くすジャムおじさんから視線をそらし「あらら、片付けないとね」と床の掃除を始めた。
懸命にぞうきんをかける姿はいつもと変わらない元気な女の子で、先ほどのことが夢か幻のようだった。しかし次第に嗚咽を漏らし、震え始めたバタ子を見て、あれが現実だったのだと思い知らされる。
「だめ……だよね。私たちのことを考えたら産んだらだめだよね。でもせっかく宿った命を消したくないの。小さな命だけど、赤ちゃんここにいるんだよ」
そう言ってバタ子は、まだ平らなお腹をなでた。その愛おしそうな手つきと表情。すでにバタ子は母親になっていた。
「産ませてください。誰にも知られないような遠くに行って、そこでひとりで産んで育てますから。お願いです……ねえお願い……」
バタ子は這いつくばるように両手を床へついた。
痛切な覚悟。
それなのに自分は何とふがいないのだろう。ジャムおじさんは情けなくて、自分を殴りつけたかった。おあつらえ向きにパンを伸ばす棒が近くにある。
これで自分の尻を殴ってみようか。
しかし棒はジャムおじさんお気に入りのSMプレイの道具だった。それでは興奮してしまう。いけない、いけない。
ジャムおじさんは名残惜しい気持ちを押さえて、バタ子の前へ膝をついた。
「バタ子。命が産まれる時に、いったいどんな許可がいるというんだね。隠れるように産んで育てるなんて言うもんじゃない。この子は世界に祝福されて誕生するんだよ」
「じゃあ、ここで……私の大好きな街で産んでいいの?」
「ああ、もちろんじゃ。ワシもまさかこの年で家族が増えるとは思わなかったわい。これからは子供のぶんまでしっかり働かないとな」
「嬉しい!」
バタ子の涙に濡れた顔が、輝くような笑顔へと変わった。ジャムおじさんに飛びつき、私おかあさんになれるのね、と言う声は弾んでいた。
「はっは。抱きつくとお腹の赤ちゃんが苦しがるぞ」
パン工場に笑い声が響く。そしてもう数ヶ月先には、赤ん坊の無垢な笑い声も混じることだろう。
未来へつづく
なーんてね。ふふっ。
マチカさんはアンパンマンを応援しています。つーか本当に赤ちゃんマンは誰の子で、なにゆえヒーロー稼業についてんだろ……。
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