応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。
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個人的な旅の思い出なので、お時間のある時にでもどうぞ。
台湾には占い横町というものがありまして、ずらっと占い屋が軒を並べている場所があるんですね。そこが旅行の目的のひとつでもあったので、早速行って占ってもらいました。
誕生日と生まれた時間を紙に書いて差し出すと、占い師さんが紙とマチカさんの顔をじっくり見比べての一言目がコレ。
「アンタ若く見えるけど、結構年とってんのね」
それは余計なお世話なんだぜ。
その後言われた内容を列挙すると、
「日本からあまり出ない方がいいねぇ。海外は向いてないよ」
老師……。海外旅行の初日にソレはちょっと無いんじゃないの。
「ケガをすると重くなりやすいので、車は運転しない方がいい。高い所にも登るな。洗濯物干す時に台の上とか乗っても危ないから駄目。スポーツもケガするから、あんまりしない方がいいねぇ。水泳もプールサイドで滑るから駄目。でもヨガぐらいならいいよ」
マチカさんは、どんだけオッチョコチョイなのでしょうか。でも車の運転は向いてないね、と以前にも日本の占い師さんに言われたことがあるんですよ。一体どういう星の元に生まれてんだ。
「アンタは人を見る目がないし、騙されやすいから、今まで付き合った男はみんなプレイボーイだね」
ヘヘッ。痛いトコついて来るね。当たってやがる。ていうかマチカさんも、そろそろ学習しようぜ。
他にも色々言われたけど、結構当たってるんですよ。友人達もバシバシ当たられてたので、スゴイ占い師さんなのかもしれません。ラッキーカラーや、運の良くなる髪型(そんなのあるんだ?)も含めて未来のアドバイスもしてくれたよ。
次に訪れたのが九ふん。
元々は金山として発展した土地で、斜面に街が張り付くように出来ているので、とにかく階段と坂が多い。
ここは台湾で一番古い映画館だそうです。
でも上から見るとこんなコトに。
廃虚となり緑に埋もれつつあります。でもそれがひとつの趣きなんでしょうかねぇ。
台湾には廟が街のアチコチに点在しているのですが、そこでお参りをしようとふらりと立ち寄りました。すると地元の老若男女の参拝客が多数。信心深いんだね。
日本の神社もそうだけどお参りに作法があります。でもマチカさんは全く分からないので、地元の人のやり方を真似しようと眺めていると、年輩の女性が近寄って来て、いきなり腕を掴まれたんですよ。
その時に覚えた数単語の中国語を使ってみたかったので「什麼(何ですか)?」と尋ねると、片言の日本語で「ここで線香をあげるの」と答えてくれました。日本人だとバレバレだネ。
台湾のお年寄りは日本の統治下にあった時に、日本語教育を受けているので日本語が結構話せるんですよね。
ちなみに台湾では北京語をベースにした言語が使われているようです。旅行中に中国語で話し掛けられた時に、地元の人かと思っていたら「あれは広州語だから観光客だよ」と後から教えられたので、ネイティブの人からすれば同じ中国語といえども、方言以上に隔たりのある言語なんですねぇ。
で、親切なおばあちゃんの話に戻りますが、始めから最後まで腕を引いて丁寧に教えてくれたんですよ。そしてお参りが終わったあとも、おばあちゃんは中国語で一所懸命に何かをお祈りしてるんです。「何をそんなにお願いしているのかなぁ」とぼんやりしていると、おばあちゃんが「何言ってるか分からなかっただろうけど、あなたが日本に帰った後も、健康に暮らせますようにってお祈りしてあげたよ」って言ってくれたんですよ。
なんてイイ人なんだ。台湾の媽媽と呼ばせてたいだきたい。「謝謝您!」と御礼を言って別れました。
見かけたふてぶてしい猫。むっちゃ睨んで来る。
台湾の白バイ? 乗って写真を撮りたかったけど、怒られそうなので断念。
ダライラマの写真がありますね。チベット問題でハンガーストライキを行っているようです。
雨の中で、彼等はずっと祈りの言葉を捧げていました。でも地元の人が関心を示す様子はあまりなかった。
何に見えますか? 遠目には家っぽいですね。
これ実はお墓なんですよ。それぞれお墓の向きが違うのは、風水で良い方向を調べて作るからだそうです。ここまで派手ではないけど、沖縄のお墓もこんな感じだった気がします。
台湾のポスト。二色あるのは緑の方が区内と国内用。赤は並記されている英語を見るに、エアメールと速達用なのかな。
地元の人の信仰を集める龍山寺(の屋根)
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、龍の指が4本あるのが見えるでしょうか。
龍をデザインしたものが街には溢れているのですが、指の数が3.4.5と微妙に別れています。一般の人が使って良いのは指が3本の龍。ここはお寺なので4本。5本になると皇帝しか使ってはいけなかったそうです。5本指の龍はイコール皇帝の象徴なんですねぇ……と、聞きかじりの豆知識を披露したかっただけのマチカさん。
故宮博物館で見た皇帝の所持品に使われている龍は、みんな5本指でした。
つづく。
台湾には占い横町というものがありまして、ずらっと占い屋が軒を並べている場所があるんですね。そこが旅行の目的のひとつでもあったので、早速行って占ってもらいました。
誕生日と生まれた時間を紙に書いて差し出すと、占い師さんが紙とマチカさんの顔をじっくり見比べての一言目がコレ。
「アンタ若く見えるけど、結構年とってんのね」
それは余計なお世話なんだぜ。
その後言われた内容を列挙すると、
「日本からあまり出ない方がいいねぇ。海外は向いてないよ」
老師……。海外旅行の初日にソレはちょっと無いんじゃないの。
「ケガをすると重くなりやすいので、車は運転しない方がいい。高い所にも登るな。洗濯物干す時に台の上とか乗っても危ないから駄目。スポーツもケガするから、あんまりしない方がいいねぇ。水泳もプールサイドで滑るから駄目。でもヨガぐらいならいいよ」
マチカさんは、どんだけオッチョコチョイなのでしょうか。でも車の運転は向いてないね、と以前にも日本の占い師さんに言われたことがあるんですよ。一体どういう星の元に生まれてんだ。
「アンタは人を見る目がないし、騙されやすいから、今まで付き合った男はみんなプレイボーイだね」
ヘヘッ。痛いトコついて来るね。当たってやがる。ていうかマチカさんも、そろそろ学習しようぜ。
他にも色々言われたけど、結構当たってるんですよ。友人達もバシバシ当たられてたので、スゴイ占い師さんなのかもしれません。ラッキーカラーや、運の良くなる髪型(そんなのあるんだ?)も含めて未来のアドバイスもしてくれたよ。
次に訪れたのが九ふん。
元々は金山として発展した土地で、斜面に街が張り付くように出来ているので、とにかく階段と坂が多い。
ここは台湾で一番古い映画館だそうです。
でも上から見るとこんなコトに。
廃虚となり緑に埋もれつつあります。でもそれがひとつの趣きなんでしょうかねぇ。
台湾には廟が街のアチコチに点在しているのですが、そこでお参りをしようとふらりと立ち寄りました。すると地元の老若男女の参拝客が多数。信心深いんだね。
日本の神社もそうだけどお参りに作法があります。でもマチカさんは全く分からないので、地元の人のやり方を真似しようと眺めていると、年輩の女性が近寄って来て、いきなり腕を掴まれたんですよ。
その時に覚えた数単語の中国語を使ってみたかったので「什麼(何ですか)?」と尋ねると、片言の日本語で「ここで線香をあげるの」と答えてくれました。日本人だとバレバレだネ。
台湾のお年寄りは日本の統治下にあった時に、日本語教育を受けているので日本語が結構話せるんですよね。
ちなみに台湾では北京語をベースにした言語が使われているようです。旅行中に中国語で話し掛けられた時に、地元の人かと思っていたら「あれは広州語だから観光客だよ」と後から教えられたので、ネイティブの人からすれば同じ中国語といえども、方言以上に隔たりのある言語なんですねぇ。
で、親切なおばあちゃんの話に戻りますが、始めから最後まで腕を引いて丁寧に教えてくれたんですよ。そしてお参りが終わったあとも、おばあちゃんは中国語で一所懸命に何かをお祈りしてるんです。「何をそんなにお願いしているのかなぁ」とぼんやりしていると、おばあちゃんが「何言ってるか分からなかっただろうけど、あなたが日本に帰った後も、健康に暮らせますようにってお祈りしてあげたよ」って言ってくれたんですよ。
なんてイイ人なんだ。台湾の媽媽と呼ばせてたいだきたい。「謝謝您!」と御礼を言って別れました。
見かけたふてぶてしい猫。むっちゃ睨んで来る。
台湾の白バイ? 乗って写真を撮りたかったけど、怒られそうなので断念。
ダライラマの写真がありますね。チベット問題でハンガーストライキを行っているようです。
雨の中で、彼等はずっと祈りの言葉を捧げていました。でも地元の人が関心を示す様子はあまりなかった。
何に見えますか? 遠目には家っぽいですね。
これ実はお墓なんですよ。それぞれお墓の向きが違うのは、風水で良い方向を調べて作るからだそうです。ここまで派手ではないけど、沖縄のお墓もこんな感じだった気がします。
台湾のポスト。二色あるのは緑の方が区内と国内用。赤は並記されている英語を見るに、エアメールと速達用なのかな。
地元の人の信仰を集める龍山寺(の屋根)
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、龍の指が4本あるのが見えるでしょうか。
龍をデザインしたものが街には溢れているのですが、指の数が3.4.5と微妙に別れています。一般の人が使って良いのは指が3本の龍。ここはお寺なので4本。5本になると皇帝しか使ってはいけなかったそうです。5本指の龍はイコール皇帝の象徴なんですねぇ……と、聞きかじりの豆知識を披露したかっただけのマチカさん。
故宮博物館で見た皇帝の所持品に使われている龍は、みんな5本指でした。
つづく。
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