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応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。

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この前ねぇ、職場体験という名目で中学生達がウチの職場に来たんですよ。初々しく可愛い男女合わせた計三人。
まぁ、始めは緊張をしているらしくガチガチでしたが、その内に慣れてきたのか、笑顔もちらほら見られるようになって、和やかに一日が過ぎました。そして彼等は三日間、ウチの職場で働くワケですが問題は二日目に起きました。
マチカさんが鼻歌混じりに台車をガラガラ押していると、なんと手持ち無沙汰になった中学生二人が、通路に座って携帯片手に談笑しているではないですか。
そこは一般のお客さんも通る場所ですよ。しかも二人の内一人は、寝転びやがったのです。
これは注意せねば……と、思ったのですが、昨今のキレやすい若者の報道が脳裏を過る。注意したマチカさんが、逆恨みされてしまう可能性もあるのです。
でもここで見逃すような真似をすれば、大人としての責任からも逃げることになる。
子供は宝です。そして社会が育てるものです。彼等がただの石ころで終わってしまうか、それとも輝く宝石のような未来の希望となるか。
これは大人の手にゆだねられている。
だから決意しました。大人であることから逃げてはいけないと。
応援団が応援してくれる声も、どこからか聞こえてきます。(※頭の病気ではありません)
見ていてね、応援団。マチカはやってみせます。(※繰り返しますが、病気ではありません)

彼等を将来にいざなうため。
私は台車を押して、寝転んだ中学生を思い切って——轢きました。
「こんな所で、寝とったら駄目よなぁ? それとも気分でも悪いのかなぁ?」
そう言って慈愛に満ちた笑顔を浮かべた私に、中学生は起き上がって素直に謝ったのです!
涙目の中学生の前で、マチカさんも思わず目頭が熱くなりましたよ。
あぁ、良かった。やっぱり、大人が本気でぶつかって行けば子供は分かってくれるんですね。
その後も、マチカさんの言うことは、上官に従う兵士のように良くきく子になりました。
やがて彼等は三日間の職場体験を終えたのですが、マチカさんの前からは逃げるように去って行ったのです。
ふふ。普段は強がっていても、まだ子供ですね。
恥ずかしがり屋さんのようです。

少年少女に、輝く未来が訪れますように……。
そう祈りながら、今日は眠りにつこうと思います。
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