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応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。

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ちょ、ちょ、ちょっと。この掲載順位は何ですか?
実質最下位じゃないですか。きょうてぇわ。心臓に悪いで、これ。
……いや、きっと今回だけに決まってる。
ここから跳ね上がってこそサムライうさぎだ。

というワケで感想。
結局穂波の真摯な思いは届かずに、負けちゃったヨ。
でも鶴屋さんが述べたように、穂波の言い分が生温いというのも頷ける。
穂波はあまり苦労せずに育ったイメージがあるからね。おそらく講武館は身分の低い武士を門弟にとらないと思うので、穂波家はそれなりに格式の高い家なんじゃないかなぁ。だから父親が殊更に侍らしくしろ、と怒られた経緯があるのではないかと。
生まれが違えば当然育った環境も違う。壮絶な過去を持つ鶴屋さんと、穂波の住む世界は違うんですよね。
「彼等(流人)の気持ちも分かる気がするんだ」
そう言った穂波は流人に同情を覚えたのでしょうが、その同情がすでに生温いのだ、と鶴屋さんは穂波に突き付けた。命を賭して戦う自分とは、そもそも覚悟が違うのだ、と。
でも穂波だって性別を賭して戦っているかもしれないヨ。マチカさんは、いまだに穂波女の子説を捨てきれておりません。

鶴屋さんが「痛いのが嫌だから医者になった」と言っていますが、これは「もう虐げられるのが嫌だから、立ち上がって戦うことにした」と言い換えても良いのではないでしょうか。
その姿が幼き日の流人達に重なります。
で、ここで飛鳥という人物の名前が出て来ますけど、流人達が起こした騒動の首謀者として処刑された人なんですかね? 回想で影も形も出て来ませんけど、一応子供の頃からの仲間で、なおかつ当時から特別な存在だったぽい。
前々回で鳳君がスズメに見せた巾着には、飛鳥にゆかりのあるものが入っているのかな。

飛鳥のために、鶴屋さんは絶対に負けられない。
その思いはスズメも同じだったのでしょうが、彼女は自分達が本当に戦うべき相手は誰なのか、と迷い始めた。
戦うことによって、自分は何を勝ち取ろうとしているのか。それは果たして手を血に染めて得られるものなのか。
スズメは救いや赦しなどないと思っていた世界に、何かを見い出せそうな気がしたのではないでしょうか。
そんな葛藤するスズメと、飛鳥の名の元に迷いのなかった鶴屋さんが対照的でした。
こうして流人達の過去が少しずつ明かされることによって背景が浮き彫りになり、キャラに対する感情が揺さぶられていいですねぇ。
それに比べて清木様……。
相変わらず読者にとっては、ただの「ちょっと頭のおかしい人」扱いのままではないのかと心配でなりません。
マチカさんにとっては「鰐ぶっさんの嫁」ですけど。
あれ? ちょっと頭がおかしいのはマチカさん?

あと残念なのは、チビ鶴屋さんがちょっと微妙だったトコロですかね。いえ、実際可愛いのですけど、チビ鳳君が可愛過ぎるせいでしょうか。
この年であの妖艶さですよ。性的ポテンシャルの高さはは天性のものだったのですね。
全くけしからん。神の与えたもうた奇跡に乾杯!
さて次戦は誰が出て来るんでしょうねぇ。
掲載順位にドキドキしつつ、次週が楽しみだ。
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