忍者ブログ
2024.05│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

正直居ても立ってもいられないので、取り敢えず七ならべをして心を落ち着けています。
その後は七味唐辛子の内容を、ちゃんと七種類に振り分ける作業へと移り精神の安定をはかるとします。

……よし、終わった。

派手さは無くとも、しみじみと心に染み渡る小春日和のような作品であるサムライうさぎが、マチカさんは大好きです。だからサムライうさぎについて、全肯定の立場のマチカさんでも今週はさすがに辛いものがある。
たしかに今週は繋ぎの回だろう。地味さが悪いとは言わない。それにしても、さすがに物足りんのですよ。

久しぶりに鰐ぶっさんの、ビックリドッキリ登場シーンがあったけれど、それは背中へ何重にも岩を乗せての腕立て伏せだった。
でも小振りな岩を幾つも乗せる腕立て伏せよりも、デカいの二三個の方がインパクトがデカいのではないでしょうか?
いや、たしかにそのバランス感覚も含めたすごさだとは思うんだけどさ。
でも地べたに手をついて、這いつくばりながら荒い息を吐く鰐ぶっさんのお姿が見られて、マチカは嬉しゅうございました。

あと、これだけはどうしても申しておかねばならない。
刀鍛冶の元へと赴いたごっちん達に、「刀鍛冶、清比人」が見せた驚くべき刀の切れ味。
なんと清比人は、自らの打った刀で紙を斬り、その切り口で摂津が腰に差した刀を一刀両断にしたのです。そして清比人は「そこらへんのナマクラ刀より、私の刀で斬った紙の切り口の方がはるかに鋭い」と、こう言ったのですけどね。
一度は、たかが紙がすっぱり斬れただけで……みたいに落胆したごっちん達に、清比人が打った刀の真の持ち味が披露されたワケです。
まぁ、これもちょっと地味よな。
講武館の額にバッテン(名前忘れた)なんて、ごっちんの家を刀でバラバラに破壊したじゃん。
しかしインパクト勝負では無いので、これは良しとしましょう。
でも私が本当に申し上げたいのは、そんな事では無いのです。
上にも書いたように、清比人は摂津が腰に差した刀を真っ二つにして見せたのですが

なにゆえ摂津の袴もろとも真っ二つにしなかったのか!

もし袴が斬られて、下帯ひとつになった摂津の姿が披露されていたのならば、マチカさんは大人の財力で、サムライうさぎの単行本を各30冊買っても後悔はしない。
この辺り、狂っているとしか思えないまでに、サービスカットに貪欲なToLoveるを見習っていただきたい。

ですが、連兵館の師範代(やっぱり名前忘れた)が今週も縛り上げられたままで、猿ぐつわを噛まされていたので、憤怒のマチカさんも溜飲も下がりました。
相変わらずイイ顔してるなぁ、あの子。縛られるために出て来たとしか思えない。そして、そのためのイケメンだと。
だからマチカさん分かったの。予感が確信に変わったの。
サムライうさぎの作者、てっつんはコッチ側の人間だってね。

てっつんは絶対サド。そうでなければ、千代吉の泣き顔をあれだけエロく描く事は出来ない。
ならば今週の煮え切れない展開の数々も、てっつんの我々に対する焦らしプレイなのではないでしょうか?
てっつん……恐ろしい子!
PR
久々にジャンプ大賞。受賞者はもちろん久保師匠。
だって絵を描く時に手放せないと言うipodのプレイリストにkill me music(バトルシーン用)kiss me music(泣くシーン用)って入れてんだよ。
……このセンス! かっこいい!(テレビのチャンネルを変えながら)
ジャンプ感想サイトを見て回ると、案の定ピックアップされてて笑い転げた。師匠に期待する我々を、磐石な安心感で包んでくれるなぁ、ホント。ここまで来ると狙ってやってるとしか思えないのですが、それはやはり私が凡人だからでしょう。師匠は凡人の懐疑や詮索など遠く及ばない、大いなる天然なのですから。
それに比べて、我々はあまりにもちっぽけだ。師匠の千の風にのって轟くオサレイズムに、民草はざわざわと身を任せるしかないのです。

というワケで「今週のサムライうさぎ」

嗚呼ッ! マチカさんが、何週間もの間待ち続けた清木様がついに降臨。何この登場シーン。めっちゃ格好ええやん。
キチガイ、DQN、悪役としての魅力が無いなど言われている清木様ですが、やっぱり出て来ると盛り上がるじゃないか。マチカさんの所だけ局所的に。
まぁ、登場したのは三コマだけでしたけどね。その内ちゃんと顔が確認出来るのは、たったひとコマ。……あれで終わりかッ! 清木様による快刀乱麻を断つご活躍シーンの続きはwebでね、という文字を探したのですが、どこにも見当たりませんでした。おかしいなぁ。マチカさんの買ったジャンプは不良品かもしれませんね。ファック!DMCのデスレコード社長の言葉を借りるのならば、怒りで股間がヘソまで裂けそうです。

ていうかさぁ、穂波の女の子フラグが、根本からボッキリ折れてね?
「こんなに可愛い子が、女の子のはずがない」という名言が脳裏を過る。
そうさなぁ。菊地もあんなに可愛いのに男の子だからね。
結局、なぜ穂波が講武館を離れたのか、どうして流人達が事件を起こしたのか。その謎は明かされなかった。
「侍だけが人殺しの道具をぶらさげてるようなズルを、アタイらが無くしてやる」と言っていたスズメは、利用されてるだけっぽい感じが、何となくするけど。

そして、先週でごっちんが世の平和のために講武館を討つと言っていたけど、今週は自分の大切なものを守るために強くなると誓うシーンがあって安心した。いや、同じ意味だろ、と言われそうですが、これは大きく違うと思う。
万人に与えられ、なおかつ公平で恒久的な平和なんて無い。その曖昧さを定義するのならば、途端に思想は傲慢になる。そしてごっちんは傲慢さから脱却して、明日のために今日を生きる選択をしたんじゃないでしょうかね。
これは盛り上がるッ!
ごっちんの枕元で羽織りを脱ぐ穂波に、野卑た笑いが込み上げそうになった。穂波の女の子フラグが、脳に千本立ってる状態の私の脈は乱れ打ち状態なんだぜ。
ふ、襖一枚挟んだ向こう側に、妻の志乃がいるというのに、この子ったら何するつもりなのォォォ。

まぁ、羽織りを着替えただけでしたけどね。
ていうかあの羽織りはリバーシブルだったのか。穂波ったら、遊び心のあるおしゃれサン。
でも穂波が講武館の関係者だと、ついに明かされたのか。
前回の感想に鰐ぶっさんか、居合いが得意な清木のどちらだろう、と書いたけど講武館の方かぁ。
でもまだ清木に通じているのか、それとも離反した立場なのか分からない。
一応ごっちんに「僕等の目標は講武館に勝つ事だよね?」と意思の確認をしている事と、白馬館(だっけ? 毎回忘れる)と一戦交えた時に、ここなら自分のやりたい事が出来る、と穂波は思いを強くした描写があるので、離反したのかな。
講武館が流人を捕らえるために、多大な犠牲を払った過去に関係あるのかね。
仲間が沢山殺されたのに、清木は眉一つ動かさず、死んだのは武士としての覚悟が足りなかったから、とかいつもの持論を展開させるばかりなので、反感を持ったみたいな経緯でもあるのかしら。

それにしても、今回ごっちんはハッキリと講武館を討つと言い切っている。
勝つではなく、平和な世の中にするために討つ。そして、その決意を「高い志」だと思っている。そんな認識だったのか、とちょっと驚いた。

正直私はごっちんが世の平和なんて、考えてるなんて思ってなかった。
ごっちんにとっての世界とは妻の志乃が居て、うさぎ道場の仲間が居て……そんな自分の手の届く範囲がごっちんの全てなのだとばかり。
銀魂の銀さんの言葉を借りれば「俺の剣が届く範囲は、俺の国だ」(うろ覚え)
それはとても狭いけれど、何よりも大事なものだから、その為にいくらでも強くなれる。そして、それを背負う覚悟。
以前書いたけど、義とは何のために通すのか、忠義とは誰に尽くすものなのか。
15歳の宇田川家当主として出した答えが「妻の志乃」それに「うさぎ道場の仲間」なんだろうと思ってた。

清木は侍という体制の権化だ。何よりも「大義」を重んじる。
しかし大義親を滅すという言葉にもあるように、君主や国家の大事のためには、親兄弟をも犠牲にするという、情を捨てた人間として清木は描かれている。要は大義名分ですね。そんな清木が捨て去った情に、ごっちんは自らの生きる意味を見い出し、忠義を尽くす。
その対立が、サムライうさぎの根本にあるテーマだと捉えてたからなぁ。

ていうか、早く清木を出してください。みんな講武館、講武館と口にするだけで肝心の清木が出て来ないじゃないかー。
最近ヤンデレヒロインがもてはやされている中で、クールなキティ清木は新ジャンル「ヤンクール」を築きつつあるんだよ。(※ありません)
この波を逃す手は無いと思うのですが……日本中でマチカさんだけ。

でも今週は収穫があったからイイんだ。
流人達に羽交い締めにされている連兵館の師範代だ。
ああ、この悔しさに満ちた表情……素晴らしい。グッと来るよ、グッと。
へっへ。道理で男前だと思ったぜ。この為だったんだよな!
うさぎ道場の千代吉、連兵館の師範代(名前忘れた)
この東西(屈辱で萌え顔)横綱に全国のサド紳士、サド淑女は注目されたし。
うわァ……まさかの連兵館かませ犬展開ッ!!
清木率いる講武館とタメを張るとまで言われた道場だったのに。連兵館の師範と師範代が痛快で男気のある侍だと、ちょっと見せたかと思うと、もうコレですからね。前からそうだったけど、展開の躊躇無さというか、すっ飛ばし感はスゲぇな。
これが吉と出るか凶とでるか。

さっきも書いたけど、講武館とタメを張り、そして武芸の腕だけでは無い心の強さを持つ集団だと、一応は紹介出来ているとは思いますけど、それによって読者に思い入れが生まれているかというと、まだ早いんじゃないでしょうか?
その段階でぶっ潰されたんじゃあ、なんだ結局は弱かったんじゃね? って思われても仕方無い気がする。
まぁ、まずぶっ潰した側の新キャラである、流人達の得体の知れなさを先に持って来たのでしょうかね。
多分この作者さんの事なので、今後の展開で読者が一気に連兵館へ肩入れ出来るストーリーを持って来るとは思うのですが。
でもね……これ連載されてるの、あの週間少年ジャンプですから心配でしょうがない。
生き馬の目をくじる世界。アンケートの結果が悪ければ、即打ち切りコースですよ。特に新人だからバッサリ切られるはずだし。正直掲載順位が安穏としていられる位置じゃない。
だからこそ展開を早くするのは分かるんだけど、かと言って連兵館の魅力が浸透していない時点で、新たに投入されたキャラに蹂躙されても、読者が「一体どうなるの?」って先の展開に気を揉むでしょうか。

……と、ここまで書きましたが、ラストでほっとした。
流人達とごっちん達が対峙しちゃうの? って、引きで終わりましたから。これなら先の展開が気になる。

ていうかね、嫉妬する志乃が可愛過ぎる。ごっちんがおなご口説き対決に出たと知って泣いちゃうんだもん。
志乃は本当に可愛い。……ちょっとサイコだけど。
あれだって純粋なのだと思い込めば、男が求めて止まないの永遠の少女ですよ。いや、元々志乃は15歳の少女だけど。

それにしても、穂波は各道場の事情に詳しかったりするんだなぁ。
鰐ぶっさんの関係者なのか、それとも居合いの達人ぽい清木の方なのか。穂波も居合いが得意らしい描写があったからね。
そして、ですよ。
流人側に女剣客(なの?)が出たと来たら、これはやはり穂波女の子説への布石と考えてもよろしいか?
女剣客同士の対決って方向での。

いやぁ、来週も楽しみっつーか早く清木を出してください。流人が講武館を恨んでいるのも、おそらく清木の粛正パラダイスのせいだろうし。(憶測)
なんか一般的には読者に嫌われてる(しかも悪役としての、美味しい役回りでは無く本気で)感じですが、私は清木が好きなんだよ。
本気で嫌われてるっぽいところが、また好きなのサ。
そんなの上半身裸の摂津に決まってます。
萌え死ぬかと思った。殺す気かッ!
これは女心をくすぐるというレベルではない。うっかり排卵するレベル。
女性3人の内、3人は排卵するレベル。(フラワーロマンチカ調べ)
パーフェクト達成ですよ。さすが生けるモテ神摂津正雪、当年とって22歳。
排卵するレベル。略してHSL。
これで私は来年の流行語大賞を狙います。
日本の少子化対策にHSL。
ご飯のお供にHSL。
ヨーグルト? いえ、HSLです。
ママがサンタにHSL。
きっと君は来なーい〜 一人きりののHSL〜♪
すごい。何にでも応用可だ。しかも、しっくり来る。

来ないですね。

すみません。

さて、普通の感想。
風間と穂波。それぞれの抱える内面の葛藤が、全てでな無いにしても一段階ぐらい昇華された回でしたね。
おそらく二人は溢れる才能を持ちながらも、今までは存分に力を発揮出来なかったのではないでしょうか?
高く高く飛びたいのに、型にはまった世界では自由に飛び回れない。でもそれがうさぎ道場なら出来るのだ、と希望を見い出したんでしょうね。
例え一段階でも、それは次の段階に至る大きな一歩です。その足掛かりが無ければ、目指す高みには至れないのですから。
ごっちんがうさぎ道場に掛けた思いを、二人は計らずも闘いを通して知る事が出来たのか。
そして摂津も、自分の存在価値を見付けたんじゃないかと思います。

それにしても、穂波が実は女の子でしたフラグがじゅんじゅん来てますな。
あんなに可愛い子が女の子のはずはありません、という先人の偉大な言葉がありますが、真相やいかに。

次回予告を見ると、一回戦終了!とあるので、鰐ぶっさん出て来るのかなぁ。
出て来なかった二週間の間、何やってたんだろ。
ひょっとして、清木が一人占めか〜
ずるいぞー ハハハ、こやつめ。

……オチの言葉が見付からない。
とりあえずHSLという事でよしなに。
髪を下ろした志乃が可愛過ぎてビックリした。こんな可愛い子が夜、隣に寝てるんですよ。15歳の青少年であるごっちんが、理性と煩悩の狭間でのたうち回る姿が浮かびます。
ユー、青い春を淫色に染めちゃいなヨ。

そして鰐ぶっさんの、今週のビックリドッキリ登場シーンは超長い刀の素振りか。日本の職人レベルの高さが伺い知れます。きっと伝説の刀鍛冶とかが作ったんだね。
一つ打っては父の為。二つ打っては母の為。三つ打っては摂津の為。
あ、三つ目は私の個人的な合いの手です。
灼熱の赤き鉄に負けぬほどの、滾る熱き魂を込めて打つべし、打つべし。
今は無きロストテクノロジー。
いや、江戸時代も無理だったと思うけど。
しっかし段々インパクト勝負になって来るなぁ。あぁ、来週が楽しみだ。
ていうか「ほかほかマグロ道場」て。久しぶりに漫画読んでて、声出して笑った。このセンス。作者は天才だ。

そして「生けるモテ神、摂津」による愛の闘争の果てに、迷える子羊が見たものは、あまりにも気高い愛の光……ッ!
我々は知るだろう。
流れる水の煌めき、そよ風になびく新緑のざわめき、大事な人に触れた時の温もり。
見過ごそうとすれば幾らでも無為に思える出来事が、全て尊い奇跡の連続である事を。
覚醒せよ。己の意識と向き合い、己自身が何であるのかを問い掛けるのならば、真実は今産声を上げる。
やがてか弱き産声は、魂の叫びとならん。
摂津萌え、と。
ふぅ。これぐらいにしとくか。ウッカリここを読んだ人に、危ない人だと思われちゃうよ。
すでに引き返せない所まで来ている気がするけど、気のせいだ。

まぁ、普通の感想に戻って書くと、摂津が仲間の事を話す時に物凄くイイ顔で話すのは、本当に道場の仲間が大好きだから。
摂津の衒いの無い言葉には、そこに仮初めな虚飾の必要が無いことを知っているから。
どうしてそれが出来るかと言うと、摂津は道場の仲間達が魅力に溢れているのだ、と心から信じているからです。
それが鰐ぶっさんは分かったんですね。だから「俺の望むものを見せてくれた」と言ったんでしょう。
お侍さんは「人間」を治める側の「人間」です。
しかし他者を思い遣る気持ちが無ければ、ただメカニカルに秩序を保つだけの機関でしかない。
でも、それじゃあ駄目なんだ、と鰐ぶっさんは言いたいのでしょう。
あの清木に。
人を治めるものはメカニカルで冷静な思想では無く、もっと温かい「何か」なのだと。

だからさァ。鰐ぶっさんは大天下御前試合が終わったら
「今度はお前が、俺の望むものを見せてくれ」って、清木に言えばいいと思うよ。
全裸で。

もう、マチカさんサイテー!
Prev1 2 3 4 5 6 7 8  →Next
日替ほとがら
フリーエリア
何かありましたらコチラから
プロフィール
HN:
マチカ
性別:
非公開
自己紹介:
本館はこちら。
クリノクロア
(文字だけの二次創作サイト)
ブログ内検索

QLOOKアクセス解析