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応援団やサムライうさぎについて。あとはアニメ三国演義の歪曲感想とか。

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 難解な映画ってありますよね。
 芸術作品とでもいうのでしょうか。
 こう、鑑賞する側に教養が求められるような。マチカさんなんて、もちろん教養はございませんから退屈でたまらない。

 さて何年前のことになるでしょうか。今はBSプレミアムなんて名称になってますけど、昔のNHK衛星第二では、そんなつまらない……いえ、芸術的な映画を深夜に放送していたんですね。
 毎回じゃないですよ。たまにです。暇を持て余したマチカさんは、よくその枠の放送を別におもしろくもないのに見ていたのですが、今でも思い出す謎の映画があったんです。とはいえ、なんせ昔のことなので記憶があいまいですが。

 とある外国の映画でした。吹き替えではなく字幕で、登場人物の言語は英語ではなかった思います。始めから見たのではなく、途中から鑑賞したのですが場面はアパートの一室でした。
 裕福そうではなく、とても質素な部屋です。そこで幼い兄弟がお留守番をしていました。
 時折アパートに訪ねてくる人がおり、それは配達の人だったり、近所の人だったり。そんな彼らに対して兄弟の兄のほうが対応します。
 出かけた親からの言いつけか、ドアを開けずに「いまお母さんいないの。だから分からない」と困ったように返事をします。
 でも、訪ねて来た人の中にはすぐに帰らず、幼い兄弟だけのお留守番で大丈夫かと心配してくれる人もいて、あれこれ訊ねてくるのです。
 それに兄が、やっぱり困ったように「分からない」とか「大丈夫」などと答える。

 この繰り返し。
 この繰り返ししかない。変な人が訪ねて来て「アラ大変」みたいなこともない。あとは兄弟が室内で過ごす、なんの変哲もない様子が流れる。お兄ちゃんが子守りに手を焼く場面もちょっとありましたが、それもアクシデント的なものではなく非常に淡々としている。

 始めはマチカさんも我慢して見ていたんですよ。「そのうちおもしろくなるに違いない」と。結構耐えた。でもマジでこの繰り返しが延々続くんですよ。
 いや、実際はそれほどこのやり取りは長くなかったかもしれない。退屈な時間って長く感じますから、ちゃんと時間を計れば30分程度のことでした、なんてこともあるでしょうが、たとえ30分だったとしてもしんどい。途中で脱落して最後まで見られなかった。

 もう「なんだこれは」としか言いようがない。そもそも何も起こらないので、なんの感想も浮かんでこない。ひょっとしたらマチカさんの見ていない始めと最後が、何やら味わい深い映画だったのかもしれん。曲がりなりにも衛星第二で放送した映画だから、まったくの無名映画ということはなかろう。だけど今となってはタイトルも何も分からないので調べようがない。
 本当にあの映画はなんだったんだ。
 退屈すぎて今でもしっかり記憶に残っている映画でした。

 これだけの内容で「その映画知ってる!」というかたは、マチカさんまで情報をお寄せください。

 もちろん、もう一度見たりはしませんが。
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