団員に言わせてみたいハートマン軍曹用語集

映画「フルメタルジャケット」における名言メーカーのハートマン軍曹。
今日は軍曹の台詞を使って応援団員は会話出来るのか、という挑戦をしてみたいと思います。
ただ軍曹の性格上過激ですので「心臓の弱い方」または「感受性の強い方」は閲覧をご遠慮ください。
以下軍曹名言集からの引用部分は赤です。

　田中は学校からの帰り道、隣町の本屋まで足を伸ばした。塾の友人がすすめてくれた参考書が地元では見付からなかったので、朝日町の大きな本屋ならあるかもしれない、と考えたのだ。
　着いて早々に良く知った顔を見かけて、田中は親しげに声を掛けた。
「やあ、菊地。奇遇だね」
「本当だねぇ」
　菊地は嬉しそうに笑って言った。
「このアカの手先のおフェラ豚め！」
「え？　い、いきなりどうしたの？」
「なんでもないよ。こっちまで来るなんて、探してる本でもあるの？」
「……うん。ちょっとね」
　田中は聞き間違いをしたのだろう、と自分を納得させた後で、気を取り直して尋ねた。
「菊地も何か買いに来たの？」
「話し掛けられた時以外は口を利くなッ！」
「ご、ごめんね。」
「あはは。気にしてないよ。田中君はこの本屋に来るの始めて？　良かったら案内しようか」
　いつもと雰囲気の違う菊地に田中は戸惑った。しかし目の前で笑っている菊地の表情は、普段通り人懐っこい。だから田中はもう一度気を取り直して、
「ありがとう。助かるよ」
　と言って、菊地の申し出を受けることにしたのだが、ためらいが隠しきれず口調が弱々しかった。
　すると菊地が目付きを剣呑にして声を張った。
「ふざけるな！　大声出せ！　タマ落としたか！」
　田中はもう限界だと思った。

あら、終わってしまいました。人選を間違ったのでしょうか。
「アカの手先のおフェラ豚」の「アカ」を赤毛の一本木さんと考えると、菊地もニクいチョイスをしたものです。
でもおフェラ豚はないと思うよ。
さて。構想5分で誕生した新ジャンル「菊地軍曹」の次なるターゲットは誰でしょうか。